からだ全体のねじれを少しずつでも解消していくことで、
仮に「ひざ」の動きが思わしくないにしても、からだ全体の他の部位で「ひざ」の動きを
補うこともできるという考え方で、他の部位の「ねじれシロ」を増やしていくことも考えて施術しています。
施術をしていて、ねじれによる問題が気になる部位は色々とありますが、特に多く目立っている
部位として「ひざ」があります。
ベッドに仰向けで寝てもらうと、何か違和感がある… チカラが抜けているはずなのに…
脚全体を触っていくと、硬さもあるし、ねじれ感も強い…
チカラが抜けているはずなのに… ねじれ感が解消しないとなると…
頑張っている感が継続されていることになっていると考えられるので
眠っているとき、しっかりとリラックスできているのだろうか…? と少し気になります…
きっと解消されないまま、過ごしていくうちに、他の部位も…
このねじれの影響を受けていくのではないかと考えます。
単純に考えて、ねじれのある脚とねじれのない脚と比べて…
どちらが、動きやすいか? ってことなんですよね‼
また、ねじれのあるままに使っていくことは、当然からだに負担が掛かりやすいし
破綻しやすくなる可能性が高くなると考えられます。
ねじれがひどくなってくると、その分動かしにくくなるので
同じ動作をする、同じ目的を達成するにしても、パワーアップする必要が出てくる。
そうなると、からだも疲れやすくなるし、動きにくいのを無理やり動かすことになるので
破綻しやすくなる可能性が高くなってくる… ってことです。
では何故ねじれることになってしまうのか… ?
色々と考えられると思いますが、施術の経験上、からだのどこかの部位をかばうために…
無意識のうちに、ねじってしまっているのもあるのかなと…考えています。
無意識のうちに、ねじりを加えることで、どこかの部位にある問題を解消させているように考え
てます。
ですから、一部だけ施術して、ねじれを解消すると…
すぐに元の状態に戻りやすくなる…
からだのどこか(かばわれていた部位)にある、昔からの問題の部位を表面化させてしまう…
みたいな感じです。
患者さんからの声として例をあげてみると…
ふくらはぎを緩めてもらっても、すぐ元に戻ってしまうんです… とか
昔、骨折した部位が、なんか思い出したように痛くなってきた… とかです。
ですから、 「ひざ」のねじれが目立っているのであれば
「ひざ」のねじれを解消していくのも大切なことですが…
「ひざ」に問題を出している部位も施術してねじれを解消いくのも必要だと考えています。
それとともに重要なことは… 逆の発想もアリ‼ ってことです。
前々回でも述べていますが、常に身体全体を使って動いているということを認識して欲しい
ということを考えて…
からだ全体のねじれを少しずつでも解消していくことで、
仮に「ひざ」の動きが思わしくないにしても、からだ全体の他の部位で「ひざ」の動きを
補うこともできるはずなので、他の部位の「ねじれシロ」を増やしていくことを考えて施術して
いくこともアリ‼ だと考えています。
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